WebMai Blog

• 02/23/01:01

昼下がり、だいぶお天気も悪くなって来た頃
ラジオではoasisが流れていました…。

あれは中学3年生の時、初めて買った洋楽のCD
それは、oasisでした。

こんな話しを日記に書くべきかどうか
迷うところですが、、、

小学校6年生の私の誕生日、母が突然遺書を書いて家を出て行き
両親が別居・離婚してから引っ越した住まい、
それはエアコンもない本当におんぼろなアパートでした。

そのアパートでは中学生3年間と高校1年間の
4年間住みました。
思春期の頃だったので
色んな事を想って生きていたな、
と思います。

母は荒れてなかなか帰って来ない、
家はボロくて夏は半端なく暑い、父は音信不通、
だけど学校ではいつも笑顔でいたり
勉強頑張ったり、生徒会やったりして…
寂しさは常に付き纏ってました。

学校の先生や友達が本当に温かくて優しかったから
ほとんどぐれる事はなかったけど…。

そんなある日、ドラマを見ていたら
挿入歌でoasisのDon't go awayが流れていたんですね。

それを聴いた私は、一瞬で
ギュッと心を掴まれて…。

で、初めて買った洋楽のCDが
oasisのBE HERE NOW
というアルバム。

それからというもの、oasisを聴いては
自分の居場所をやっと見つけた！
って感じで慰められていました。

真剣に音楽で生きて行きたい！
って、思ったのは彼らの音楽に出会ってからです。

高校生の時は、やたらとoasisばかり
聴いていました。
邦楽では、ジャンル全然違うけど、
矢野真紀の『大きな翼』ばかり聴いてました。

だから、今でもoasisや矢野真紀さんの歌を聴くと
たちまちあの頃の私の気持ちがよみがえって来るんです。

ほんとに色んな事にがむしゃらだったな～、
って。

とにかく音楽する事と早く自立する事
それだけに夢中な日々でした！

下北沢の古いレトロな沖縄バーでお酒飲んだり
朝までギター弾いて学校行かなかったり
バイト頑張ってたり…

今思うとね、ほんっとバカな事ばっかりしてたな～って思うんだけど、
それはそれで楽しかったし、いい経験になったなぁ～って思ってます！

下北沢の沖縄バーのマスターは2年前に亡くなってしまったけれど、
たくさん音楽の話しを聴かせてくれた。

たくさん走って転んだりもしたけれど、
高校生の私を受け入れてくれた下北沢の街や、
たくさんの人の優しさや温さに出会って
『過去に引きずられて生きるのはもう辞めよう！』
って、ある時思えた。

もしも、私みたいなバカな事してる高校生がいたら
心配で仕方ないと思うけれど、
本当にあれはあれで私の人生の中に
なくてはならない必要な経験だったな
って、今は思います。

久しぶりにoasisを耳にしたら
そんな頃の事をたちまち
思い出してしまいました。

また日記長くなってしまい、
読んで下さった方には恐縮です。

皆さんにも、そんな想い深い音楽は
ありますか…？

• 02/17/22:57
• 日常
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