11.29.09:04
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03.19.08:53
熱
音楽というのはどうしてこんなにも
この胸のドアをノックして迫り来ては
その気持ちを掴んで放さない
強さと熱を秘めているのだろうか。
私自身は辞めて2年以上経つけれど、
1年間お世話になったスクールの
井上先生というボイストレーナーが
この度、そのスクールを辞めることになりました。
今日はその先生のさよならライブがあったので行って来たのです。
先生は、見た目からしてその人柄の良さが出ている方でして。
私は1列目でライブを観ていました。
先生、必死で泣くのを堪えながら『熱』という歌を歌っていました。
この冷たい水の流れる東京という街で
君の心が酷く踏みにじられて
傷着く事があったとしたら
僕は君の為に歌おう
澄んだ心を持っている
君の夢は必ず叶うから
と、歌った時
先生は確かに観てくれていました。
私の目を。
語りかけてくれているようにしか捕らえられないくらい
それは伝わって来ました。
私は泣くなんて思わなかったけれど、
先生の優しくも熱のある歌を聴いて
圧倒された。
涙がただひたすら止まらなかった。
なんだか解らない、強いものが迫って来て
自然と溢れ出る涙。
予想も出来ないくらいの想いが
此の胸に備わった。
私は今日を抱いて生きて行こう。
私もそんな表現を持ち合わせたい。
日々、いろんな景色を抱いて生きよう。
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